ドヌーブとボウイ
吸血鬼のお話です。
これまで散々取り上げられてきたテーマの
新しい切り口が問題でした。
トニー・スコット監督は主演にカトリーヌ・ドヌーブと
デヴィッド・ボウイのキャスティングで驚かせました。
フランス映画の女王とロックの貴公子。
どんな吸血鬼になるのか。
ボウイはのけぞるようなメークで、ドヌーブは言葉少なく
(英語だからか極力セリフは少ない)、その分謎めいています。
「永遠?」とボウイが聞く。
騒々しいナイトクラブだ。2人は獲物を物色に来ている。
「なに?」とドヌーブ。
「永遠だろ?」
永遠は本作のキーワードの1つ。繰り返し現れます。
〜「ハンガー」〜