年寄りのレスビアン

年寄りのレスビアン

 

 

ニナは不動産屋に訊く。

「何か問題、あります?」

いきなり矛先を向けられた彼。

「え?」

「年寄りのレスビアンに何か問題、あります?」

「い、いいえ」

「ほらね」

マドに向き直り「誰も気にしていないのよ、まったく!」

独身を謳歌していたニナには、

マドの家族への屈託がちょっとわかりにくいのかも。

 

 

〜「ふたつの部屋、ふたりの暮らし」〜

 

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