いや、書いたのは君だよ

 

いや、書いたのは君だよ

 

ミッシーはコレットの真の理解者だった。

「君が成し遂げたことは素晴らしいよ。新たな女性を生んだ。

少女と大人の間に入る女に声を与えた」

「ウィリーがね」

「いや、書いたのは君だよ。君と出会った時わかった」

コレットは嬉しかった。

「そうよ、私が書いたの」

偽りの袴・かみしもを脱ぎ捨て、素の自分で向き合える相手、

自分の力量を見抜いてくれた相手がいた。

コレットは燃え上がります。

 

 

〜「コレット」〜

 

 

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