パンとバラを
「僕らがロンドンに帰ったら攻撃を始める。
前進するためには攻撃が必要だ」とぶち上げた。
意気軒昂な姿勢に女性たちが歌で応えた。
「この人生はつらく悲しい。生まれてから死ぬまで、体と同様
心も飢えている。パンとバラを。私たちは前進する。
これまでに死んだ無数の女たちに、涙に代えてこの歌を」
ケン・ローチ監督の「ブレッド&ローズ」に由来する労働歌。
パンは体の糧を、バラは心の糧を歌う。
全員が耳を澄まして聞きいります。
「彼女たちもパンを求めて叫んだ。ささやかな技と愛と美と
不屈の精神は知っている。私たちはパンのために、バラのために闘う」