まだ信じる?
ケリー寮長、冴えています。
学院を売り払って借金を返済し残りを山分けしようと持ちかけた校長の弟。
つまりアナベルの父です。隠しマイクから聞こえる会話に、別室で生徒らが聞き耳をたてる。
「売り払って生徒たちはどうなる、アナベルは?」と訊く校長に
「あの子にはうんざりしている。本当の娘かどうかもわからないし」
ショックのアナベルに父親を「まだ信じる?」
ケリー寮長は現実直視。
校長「あの子もフリトン家の一員よ。あなたより家族の心を持っているわ」
イかれた学院を出たいと乞い願っていたアナベルに劇的変化が生じます。
ヘンな魔法学校みたいなトリニアンズで生きてやる。
腹を決めるほど強いものはありません。