「意外といい女優になるんじゃない」
マリリン・モンローはまだ駆け出しと言っていい頃、
ベティ・デイビスと「イヴの総て」で共演しました。
劇中、モンローが緊張のあまりトイレに駆け込むシーンがあります。
現実も似たようなもので、本番前になるとモンローは吐くわ、
蕁麻疹は出すわ、半分パニックだった。
上のセリフはエージェントが新人女優(モンロー)について、
「彼女、どうだい」と、デイビス扮する大女優マーゴに感想を聞いたときの返事。
「いい女優になる」とはデイビスの率直な感じだったらしく、
トークショーでも同じ評価をしているのに、
本人にだけは言ってやらなかった(笑)