「市の人権の課題」として取り組み、4月より公的書類の受付

 

 三重県伊賀市が、申請があった同性カップルに対し、交付手続きを規定した要綱を今年3月までにまとめ、4月から同性カップルの公的書類を受付ける方針を固めました。同市はこれまでも、同性愛など性的少数者に対する差別解消を市の人権課題として位置付け、当事者らによる講演会を開催するなど、理解を深める取り組みを進めてきました。

 同性パートナーを認める公的書類は、東京都渋谷区・世田谷両区が昨年11月から交付開始、兵庫県宝塚市も今年6月からの実施予定で、今後さらに地方自治体の取り組みが広がることでしょう。