パッション20151120

 

「その口の利き方、改めてもらうわ」

イザベル(ノオミ・ラパス)は憧れの女性上司に利用され、出世の踏み台にされた。イザベルは上司を殺害する。
イザベルの助手ダニ(カロリーネ・ヘルファルト)は、イザベルが性悪女であるにもかかわらず愛している。ダニが賢い女であることにジコチューのイザベルは気がついていない。
イザベルが、自分の献身を無視したとわかったとき、ダニは一転、殺人犯イザベルの完璧なアリバイを崩す。
今までと同じ上から目線でものをいうイザベルに、主導権を握っているのはどっちであるかを、一言で思い知らせるのが上のセリフ。
目には目を、言葉には言葉を。ヨーロッパの議論の伝統を感じます。

(「パッション」)