熱いトタン屋根の猫20160320

 

「ええ、あなたを取り返すためなら何だってしたわ。
あなたが男を愛していると、たとえ何を聞かされたってよかった、
そんな気持ちだった。」

夫(ポール・ニューマン)はゲイだ。
友人を愛している。
友人はゲイを苦に自殺した。
夫は妻(エリザベス・テイラー)に指も触れなくなった。
夫は妻が友人の泊まっているホテルを訪ねたことを知り、その夜なにがあったのか、皮肉とイヤミをネチネチ言う。
妻がキレたのが上のセリフ。
嫁の味方は義父でしてね、嫁を理解しヘタレ息子を叱り飛ばします。
このセリフもよかったですよ。
「よく聞け、絶望だとか虚無だとか、口にするやつの9割はろくでなしだ!」

(「熱いトタン屋根の猫」)