ゲイ映画のキメ台詞

LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

辛すぎて身も心もボロボロ

〜誘惑者キャロル㊴〜

辛すぎて身も心もボロボロShattered, sickened. キャロルが再びアビーに電話で嘆いている。テレーズがパジャマに着替え、しょんぼりベッドに入ろうとする。こういうときでもキャロルはテレーズから目を離していないのです。テレーズの様子がやばい、と見てアビーの電話を早々に切り「そこで寝なくていいのよ」と声をかける...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

あなたのせいじゃない、テレーズ

〜誘惑者キャロル㊳〜

あなたのせいじゃない、テレーズIt is not your fault, Therese. 旅行を承諾さえしなければこんなことにならなかった、そう自分を責めるテレーズに、「あなたのせいじゃない」とキャロル。「いい? わかった?」念をおしハンドルを握りなおす。サイドブレーキを外し発進する。   このとき、よく聞いていなけ...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

同じ質問を何度させるの?

〜誘惑者キャロル㊲〜

同じ質問を何度させるの?Dou you know haw many times a dayI ask you that? 気落ちして黙り込んでいるテレーズに「何を考えているの」とキャロルが聞く。運転しながらです。テレーズは鼻をグスグスさせるばかり。「同じ質問を何度させるの?」と突っ込む。「何度」といったって、せいぜい二...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

どうすればいいの?気力がないわ

〜誘惑者キャロル㊱〜

どうすればいいの?気力がないわI do not know how to fix this?I have not the strength. 夫が差し向けた探偵が、テレーズとの一夜を盗聴していた。それが提出されたら、娘の親権を争う裁判で、「道徳的条項」を争点にする夫側が圧倒的有利になる。キャロルが電話で訴えている相手はア...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

わたしの天使

〜誘惑者キャロル㉟〜

わたしの天使My angel. Fling out of space. ゲイが社会化されていない時代です。フィーリングのあうパートナーに出会うのは、いまから想像できないくらい難しかった。Flungはflingの過去形。天から落ちた、というより天から放り出された、という感じ。キャロルにすれば、神様が自分めがけてテレーズを...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

なんていう町だっけ?

〜誘惑者キャロル㉞〜

なんていう町だっけ?What town is this again? 一夜にして大人になったテレーズをルーニー・マーラが巧みに現しています。裸でいることがちっとも恥ずかしくない間柄になって言葉づかいもくだけています。かすかに疲れの残る体、頬にかかる寝乱れた髪、すんなりとベッドから伸ばした白い地平線のような腕。 ...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

「新年おめでとう」

〜誘惑者キャロル㉜〜

「新年おめでとう」Happy New Year! 「今年はひとりじゃない」とテレーズが鏡に映るキャロルにつぶやくシーンです。もともとひとつの体が半分に別れてふたりとなり、お互いがなくした半身を求めていた、そして巡り会った。テレーズの「ひとりじゃない」には、半身だった自分が、やっとあと半分をキャロルに見出した、そんな深い...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

「電話してたの?」「いいえ」

〜誘惑者キャロル㉛〜

「電話してたの?」「いいえ」 Were you making a phone call?  No. シカゴの本局でテレーズは局留めを受け取ろうと窓口に並ぶ。電話ブースにいるキャロルは、受話器を耳に当てながらテレーズを追っている。鋭い視線です。ハージが電話に出た途端、バシャッと切ってしまう。自分宛の手紙を受け取ったテレー...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

なにかしら? Excuse me?

〜誘惑者キャロル㉚〜

なにかしら?Excuse me? ロビーでテレーズが若い男と喋っている。キャロルが来る。男は愛想よく立って挨拶する。キャロルはまともに挨拶も返さず「なにかしら?」木で鼻をくくったようにいう。テレーズが「この人は小間物屋でいろんなものを持っていて」紹介するが、キャロルは胡散臭さを隠そうともせずジロリ、テレーズに視線を移す...