Diversity Studies

「歌え!」「イヤだ!」

〜「ランナウェイズ」㉖〜

  「歌え!」「イヤだ!」   録音ブースにシェリーが入らないのだ。 「もう限界ね」とバンド仲間。「どうした、落ち着け」 なだめるジョーンも打つ手がない。 「有名になることは尊敬されることとは限らん。 スタジオは貸切だ。金がかかっている。歌え!」とキム。 「イヤだ!」とシェリ...

シェリーのエゴは最悪だ

〜「ランナウェイズ」㉕〜

  シェリーのエゴは最悪だ   マスコミはこぞってシェリー叩きに走った。 雑誌はでかでかと「シェリーのエゴは最悪だ。 バンドのためにはシェリーが自殺し、モンローの後を追うことを望む」 書くほうも書くほうですが、ランナウェイズの中からも批判は強まった。 ジョーンだけが「そんな雑誌...

聖母マリアさまかと思った

〜「ランナウェイズ」㉔〜

  聖母マリアさまかと思った   シェリーが帰郷した。 ポツネンと入ってきた妹を見て、 姉は「聖母マリアさまかと思った。取り巻きもカメラマンもなしで?」 シェリーは寂しかった。 唯一の味方だったバンドも捨てた、もしくは捨てられた。 風の中をひらひら舞う木の葉のようだ。 「全...

“あたし、チェリー・ボム!“

〜「ランナウェイズ」㉓〜

  “あたし、チェリー・ボム!“   “ハロー、ダディ、ハロー、マム、あたし、チェリー・ボム!” 1977年の日本公演はランナウェイズの頂点だった。 コルセットとガーターベルトで歌うシェリー、ダイナミックな演奏に ファンは酔いしれた。しかし皮肉なことに ランナウェイズに危機が生...
晩秋の奈良で咲かそう笑顔の花! 奈良レインボーフェスタ2019開催

晩秋の奈良で咲かそう笑顔の花! 奈良レインボーフェスタ2019開催

昨年、法隆寺でスタートした奈良レインボーフェスタ。2,000人の来場者を迎え、「とても楽しかった」、「ワクワクした」といった声が集まる盛況で終幕しました。   2回目となる今年の奈良レインボーフェスタ2019は、パワーアップして来場者数10,000人を見込んだ体勢を整え、馬見丘陵公園の集いの丘で開催されま...

ほとんど下着じゃん!

〜「ランナウェイズ」㉑〜

  ほとんど下着じゃん!   シェリーのステージ衣装を見たジョーンは 「ほとんど下着じゃん!」 「大人の男の脳ミソで考えた。これで出る」 「ストリップ小屋に?」 「セクシーでしょ」 コルセットと黒のガーターベルトは衝撃的だった。 シェーンは考え抜いた。ロックは暗闇の叫びだ。...

売りはなんだ!

〜「ランナウェイズ」⑳〜

  売りはなんだ!   もう一人冷静きわまる男がいました。キムです。 ロックバンドの盛衰を見てきたこのディレクターは 輝き続けることができるのは輝きを放ち続けることだという シンプルな真実を知っていました。 「売りはなんだ!」 それをつかめ、それを作り出せ、作り出したら磨き続...

大人の男の脳ミソで考えろ

〜「ランナウェイズ」⑲〜

  大人の男の脳ミソで考えろ   「大人の男の脳ミソで考えろ!」 キムはそういうが、15〜16歳の女の子が、激変した環境に すぐ順応できるとは限らない。 「どうした、シェリー。疲れたか。退屈か」 仲間からも批判が出た。 「シェリーのやる氣のなさ、ロックへの不遜さが商品をダメに...
LIVE PRIDE

日本初! 性的マイノリティの支援がテーマの大型音楽イベント「LIVE PRIDE」開催

日本初の大型音楽イベント「LIVE PRIDE」開催が決定しました。何が「日本初」かと言えば、性的マイノリティの支援をテーマに掲げていること。こんなイベント、いままでなかった!?   性的マイノリティが夢を描ける社会のために! 日本最大の性的マイノリティのイベントを主催する東京レインボープライドと、...