実質的な昇任面接よ
マイケルとミレーナは恩師ゲルスト教授を訪問することになった。
「今日の訪問が実質的な昇任面接よ」
ミレーナが励ます。
部屋に入ってマイケルは唖然。ちゃっかりキャサリンが来ているのだ。
たちまち彼は不安になる。
キャサリンは男性二人を残し
「こっちで楽しみましょ」ミレーナを庭へ連れ出した。
これまた不安を掻き立てる。
キャサリンが一枚噛んでろくなことは起こらない。
教授がおもむろに切り出したのは
「チェズラフの件だ。彼は麻薬の売人で君の治療期間に恋人を殺した。
だが審理ではウォッシュバーンという刑事が君の正当性を証言し無罪。
しかし審理以後、君は心のメルトダウンを起こし、ウツ状態で
仕事もうまくいかず、結婚も崩壊」
最悪の面接となりました。