勝手かしら?
「氷の微笑」から14年。帰ってきたキャサリン・トラメル。
シャロン・ストーンは48歳。
本作はゴールデンラズベリー賞7部門にノミネートされ、最低作品賞、
最低主演女優賞、最適脚本、最低続編賞の4部門で受賞しました。
大女優に錦上花を添える快挙であります(笑)
ラジー賞を受賞したために自信喪失、引きこもった女優さんたちの
いたことを思えば、「ボーダー・ラン」で主演製作総指揮、
「ラヴレース」でポルノ女優のうらぶれた母、
「ジゴロ・イン・ニューヨーク」はウッディ・アレンと共演、
「世界でいちばんのハッピーバースデイ」は
「シャロン・ストーンの」と冠付き。
受賞後、役と演技は幅広くなり、なかなか引きこもってくれません。
冒頭のセリフはサッカー選手の溺死事件でしょっ引かれたキャサリンが
「助けようとしなかったのか」という刑事の質問に
「他人を助けて自分が死んだら困るわ。勝手かしら?」