だます者をだますのは愉快だ
パーシヴァルの部屋に行ったロレーンは、彼の蔵書に驚く。
露悪者ではあるが、頭の中は知性的だ。
「知っているのに知らないふりはやめて」とロレーン。
パーシヴァルは「だます者をだますのは愉快だ」と歩きながらいう。
「マキャベリね。本棚にあったわ」
「君が好きになったよ」
ロレーンはさっさとパーシヴァルと別れ、殺害された諜報員が行っていた
バーに行く。エレガントなドレスに着替え、引き締まった肩と腕が
すんなりとむき出しになります。なんといったって、体は武器ね。