日々の暮らしも愛の一部なのよ
とりとめのない自分の生き方に、自信を失っているグザヴィエに、ウェンディはこういう。「日々の暮らしも愛の一部なのよ」
感傷的なグザヴィエに比べ、男で苦労し、仕事で苦労し、自分の体一つで生きていくには、どんな山を越え、谷を渡らねばならぬか。
「日々の暮らしの束縛? 甘ったれンじゃないわよ!」と普通ならいいたいところを、彼女はとてもやさしく言い聞かせるのです。グザヴィエは彼女と結婚します。長い青春彷徨もそろそろ年貢の納めどき?
わかりませんよ、第三作はどうなっているでしょうね。