「アバズレで悪かったわね」
ジュディ・ガーランドが登場したら、彼女の娘、ライザ・ミネリもぜひ出したい。
ライザの主演作「キャバレー」はいい映画ですよ。
いつか女優になるという夢をすてきれず、場末のキャバレーで歌う歌手がライザ。
同じ下宿人のゲイの男たちと気があってズケズケ隠し立てのない話をする。
貧乏下宿にセレブのお嬢さんが、英語を習うために通うことに。
男たちはレディの前でライザがなにをいうかとヒヤヒヤ。
いつも腹をすかせているライザは「アバズレで悪かったわね」無邪気に会話にわりこみ、むしゃむしゃケーキを食べる。
ラスト、ライザが歌う「キャバレー」は堂々たる歌詞・歌唱。
映画史に残る圧巻です。