ゲイ映画のキメ台詞

「あらっ」

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑪〜

「あらっ」 本大臣はホッケーの熱戦を抜けて学院内を事前視察します。密造酒あり、ヌードデッサンあり、人食いアリの飼育、ポルノみたいなコスチュームに余念のない「お嬢さま」系女子たち。動かぬ証拠を見た大臣は学園閉鎖に血沸き躍るのですが…ガヤガヤ賑やかな声に身を隠した場所はアリの巣。ズボンの下をぞろぞろ這いのぼるア...

「久しぶりね」「そうだな」

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑩〜

「久しぶりね」「そうだな」 本作サイコーのセリフのひとつ。大臣を迎えた校長は「久しぶりね、ジェフリー」大臣ブスッと「そうだな」字幕には「そうだな」と出ますが、大臣の答えは「アナザー・カントリー」思わずニヤッとするシーン。「アナザー・カントリー」は23年前、ルパート・エヴェレットとコリン・ファースが共演したゲ...

まるで地獄に来た気分

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑨〜

まるで地獄に来た気分 今日はホッケー対抗試合。相手は名門チェルトナム学園。一行のバスは狙っていたトリニアンズの伏兵にてひどい歓迎に、ゲリラの襲撃を受けたようにガタガタ。敵のキャプテンは大臣の娘です。「まるで地獄に来た気分」どうして今まで閉鎖させなかったのと迫る引率の先生に「改善の余地があるからだ」と大臣。改...

これ以上不良を甘やかすな!

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑧〜

これ以上不良を甘やかすな! 教育委員会ではジェフリー文部大臣直々に指揮をとって現場の改革に乗り出すことになった。大臣にコリン・ファース。委員会で大臣が演説をぶっている。「最悪の学校を改革する」「聖トリニアンズですか?」「そうだ」聞くなり職員の一人がガタガタ震えだす。「どうした」「トラウマがあるのです」「たか...

死んでなきゃいいけど

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑦〜

死んでなきゃいいけど 国語教師ディキンソン先生は落とし穴にはまり、水たまりでこけ、泥だらけ、ビショ濡れで受付にたどり着きます。フリトン校長に推薦状や教師免許を見せようとすると「ここまで無事でこられただけで合格よ」「半年で4人の国語教師が辞めたとか」「安易に採用しちゃったの。死んでなきゃいいけど」「…」ディキ...

もうこんなところにいたくない!

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑥〜

もうこんなところにいたくない! 風呂場では服を隠され、素っ裸のまま廊下を走るアナベルを奴らは大笑い、撮った写真をネットで流し、それを見た日本の女子たちが腹を抱えている。アナベルは悲観して荷物をまとめ、夜逃げしようとする。声を潜め「もうこんなところにいたくない」パパに訴えるが女と騒いでいるパパに丸め込まれる。...

賭けてるの、あなたが何日もつか

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」⑤〜

賭けてるの、あなたが何日もつか 寮は「コギャル系」「お嬢さま系」「オタク系」「エモ(情緒不安定)」系女子で多士済々。「あれは?」とアナベル。「1年生よ。賭けをしているの」「何を賭けているの」「あなたが何日もつか」言い終わらないうちにバシーン、羽毛枕がアナベルの頭上に、羽が飛び散りペンキがぶっかけられ、あたり...

ケリー・ジョーンズ、寮長よ

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」④〜

ケリー・ジョーンズ、寮長よ ジェマ・アータートン登場。伸びる女優にはどこか水際だったところがありますが、このシーンもそう。壁にもたれてアナベルを見ているだけですが、ドキッとさせます。「お父さんのロールスロイス、ポンコツね」「名車よ。パパは画廊の経営者なのよ」アナベルは父親を擁護しますが、ケリーは冷静。裕福で...

教師は俗物、生徒はクソよ

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」③〜

教師は俗物、生徒はクソよ アナベルがいた学校は優秀な進学校ですが、校長に言わせると「あそこの教師は俗物、生徒はクソよ」そして「この学校はみんなやさしいから大丈夫」アナベルがソファに腰を下ろすと「ブーッ!」おならの音が出る仕掛け。窓の外の芝生では、足をしばった生徒をトレーラーが引きずっています。「パパ、こんな...

校長の弟です

〜シスターフッド「聖トリニアンズ女学院」②〜

校長の弟です 抱腹絶倒の本作ですが、それを支えているのはイギリス映画界、演劇界トップレベルにいる粒ぞろいのキャストたち。ルパート・エヴェレット(「アナザー・カントリー」)コリン・ファース(「英国王のスピーチ」「キングスマン」)ジェマ・アータートン(「ボヴァリー夫人とパン屋」「ディストピア パンドラの少女」)...