Diversity Studies

第11回関西クィア映画祭2017

「性」をテーマにしたお祭りが関西2箇所で! 「典型的であってもなくてもいい、変(=クィア)でもいい、性のあり方は多様だ、私たちは生きていける」そんなメッセージあふれる映画を上映する関西クィア映画祭は「みんなのお祭り」です。2005年からはじまった関西クィア映画祭は、今年2017年で11回めを迎えます。第11回...

ピンクドット沖縄2017

9月はピンクを身につけて沖縄へ 2009年からはじまり世界各国で開催されるピンクドットイベントが、日本ではじめて行なわれたのは2013年。その地は沖縄でした。それ以来、ピンクドット沖縄は毎年来場者数を増やしている性的マイノリティのイベントです。「性の多様化・個人の尊厳・個性の尊重」を大切にし、「LGBTに代表される性的...

僕のこと何かいってなかった?

〜「四角い恋愛関係」⑯〜

僕のこと何かいってなかった? 奥の小部屋にレイチェルがいることを知らず、ヘックは打ち明けます。「最近、妻の様子がおかしいんだ。で、花を贈ろうと思って。君も知ってるだろう、レイチェルは百合が好きだ。最高のものを頼む。妻は僕のこと、何かいってなかった?僕に非があれば知っておきたいんだ。足りない点とか。それがわかれ...

魂の底までのぞき込める

〜「四角い恋愛関係」⑩〜

魂の底までのぞき込める レイチェルは自分の気持ちの扱い方に混乱しています。職場の同僚に何気なさを装って聞いてみる。「一目惚れを信じる? 誰かとあった瞬間、その人の魂の底までのぞき込める、そんなこと、ある?」「ないわ」「私もないわ」やたらとあるものじゃないよね。ヘックとの間もマンネリになってきている。硬直状態に...

何年も見てないけど

〜「四角い恋愛関係」⑨〜

 何年も見てないけど  ユーモラスなシーン。この映画が分厚いのは脇がしっかりしているからです。レイチェルの父と母のやりとりです。倦怠期なんて大昔に通り過ぎ、とっくにふたりはお友だち。レイチェルの妹ヘンリエッタの発表会があり、両親が見に来た。ホールにグッズを売り出している。「Tシャツでも作ればよかった」とパパ。...

なぜ見てる?

〜「四角い恋愛関係」⑧〜

なぜ見てる?  レイチェルは苦しくなってきます。ルースへの思いが日々強まる。つい、夫を見つめてしまう。「なぜ見てる?」とヘック。「あなたがいい人だから」とレイチェル。夫がいい人であることがつらくてたまらない。心の中で裏切っているのに。マシュー・グッドがハンサムだから絵になります。ゴジラ顔だと「あなたの顔が面白...

今までの自分は不完全だったと

〜「四角い恋愛関係」⑦〜

今までの自分は不完全だったと 夕食会で「運命の人に会ったら最初はピンとこないかもしれないけど、ある日これが愛だと気づく」というレイチェルに男ふたり、夫のヘックとその友人クープは賛成する。ルースは「わたしはちがうわ。すぐわかるわ。目があった瞬間、後になって最初のカンが正しかったとわかる。今までの自分は不完全だっ...
水

わたしはゲイなの

〜「四角い恋愛関係」⑥〜

わたしはゲイなの マシューが友達をとりもつというが、ルースは断ります。「わたしはゲイなの」マシューは返事に詰まるが「結婚は?」と訊く。「無理ね。法律は変わってきているけど」ルースが「ゲイなの」とサラリといったとき、社会は変わってきたと実感しました。「真夜中のパーティ」(1970)を、「セルロイド・クローゼット...

会ったら覚えている

〜「四角い恋愛関係」⑤〜

会ったら覚えている マシューは妻が「前世で君と会ったといっている」とルースに告げます。場を和ます配慮で軽く言ったのですが、会っていないとルースは否定し生真面目に「会ったら覚えている」と返す。「会っていたら忘れるはずはない」という意志のこもる強い口調です。レイチェルだけがルースの感情にハッとする。短いセリフのや...

前世で会ったのかしら

〜「四角い恋愛関係」④〜

前世で会ったのかしら レイチェルは式の数週間後、ルースの店を訪問する。「お礼をいいたくて。夕食にこない?」「喜んで」夫のヘックにルースを招待したと告げる。それだけでいいのに「すぐ打ち解けて。前世で会ったのかしら。なぜかしっくりくるの」ヘックにマシュー・グッド。ウディ・アレンの「マッチ・ポイント」で注目を浴び、...