Diversity Studies

私には強い味方がいる

〜 「エミリア・ペレス」38

私には強い味方がいる   エミリアが来賓にこう紹介した。 「私には強い味方がいる。 リタ・モラ・カストロ。 彼女こそ歩く知性」 その歩く知性はメキシコ上層社会の汚い金の出どころを 全て知っている怒りの弁護士。 「今こそツケを払わせてやる」と歌う ゾーイ・サ...

最後の日付を墓碑に刻むために

〜 「エミリア・ペレス」34

最後の日付を墓碑に刻むために   「ラ・ルセシータ」は大きな反響をよんだ。 息子を、夫を、父を、兄弟を捜す女性たちが歌う。 「いつどこで何が起きたかを知り 息子が愛した人たちに伝えるために 息子の友だちが涙を流せるように どこに遺体を隠したか知るために 最後の日...

ラ・ルセシータ

〜 「エミリア・ペレス」32

ラ・ルセシータ   NGOを立ち上げたエミリアがインタビューを受ける。 「“小さな光”(ラ・ルセシータ)と名付けた由来は 昨日を失った人たちの心に光を灯したいから」 そう答えたのはリタ。 すっかり参謀格になってエミリアを補佐しています。 麻薬王は今や立派な非営利団体の...

「あなたが会って」「私が?」

〜 「エミリア・ペレス」31

「あなたが会って」「私が?」   メキシコの行方不明者は数万人にのぼる恐ろしい状況だった。 彼らの力になりたいとエミリアは 「改心した元殺し屋に協力を頼む」 エミリアに危険が及ぶと危惧するリタに 「あなたが会って」「私が?」 (え〜、またかよ)とリタは思ったでしょう。...

初めて自分が好きになれた

〜 「エミリア・ペレス」30

初めて自分が好きになれた   エミリアはチラシの男性、 行方不明のグスタフの情報を調べさせた。 「ヤバイことになって清掃所で始末した」と報告があった。 エミリアは清掃所の地面を掘り起こさせ、遺体を収容した。 母親は泣いて感謝した。 たとえ亡骸でも、息子は戻ってきたのだ...