誰にも邪魔させない

 

誰にも邪魔させない

 

優れたミステリーはオープニングから謎を投げてきます。

本作も例外ではない。

「誰にも邪魔させない」

足をぶらぶらさせながら低く呟く若い女性。

傷だらけの背中。縫い目のある肩。冷たい銀色の手錠。

リフレインが続く。

「誰にも邪魔させない。私のもの。誰にもわたさない」

そして「録音…」

観終わってから冒頭に戻ると

ここだけでストーリーを語り尽くしていたことがわかります。

秀抜なスタートでした。

 

 

〜「ハイテンション」〜

 

 

bn_charm