ヒュー・グラント

ルパート・グレイブス

〜 「モーリス」61

ルパート・グレイブス   猟番のスカダーです。 モーリスを愛し、 彼の顔を見たさに、こき使われても耐えている。 ワイルドですが、自分とモーリスの立場を わきまえている知性的な青年です。 彼が「ただじゃおかない」とか脅迫めいた言葉を発するのは 本心からでなく、ただ...

ジェームズ・ウィルビー

〜 「モーリス」60

ジェームズ・ウィルビー   「モーリス」です。 溌剌とした金髪長身の北欧系ヴィジュアル。 クライヴと相思相愛の大学生活を送り、 教授の講義をすっぽかして休学になり、父の家業の株屋になる。 頭が柔軟で、クライヴほど世間の思惑に苦しまず、 クライヴとの愛が継続するものと信...

来いよ!

〜 「モーリス」57

来いよ!   クライヴはモーリスが去ったあと窓辺にいる。 窓を閉めながら庭を見た。 そこにモーリスがいた。 ケンブリッジ大学の校内だった。 クライヴを見上げ、「来いよ!」元気に招いた。 モーリス。青春のモーリス。 懐かしい、わがモーリス。 二度と自分には得...

僕のために将来を棒に振った

〜 「モーリス」55

僕のために将来を棒に振った   クライヴはもう屋敷にいないぞ、と言うクライヴに 「南米には発っていない。 なんの保証もなく、僕のために将来を棒に振ったのだ」 「発たなかったのか。本気で?」 「もう何も言うな。先のことは何も言わんでくれ」 モーリスは背を向けた。 ...

わかちあったのだ、全てを

〜 「モーリス」54

わかちあったのだ、全てを   モーリスは港からクライヴ邸に来た。 選挙準備でざわついている邸内からクライヴが出てきて 「どうかしたのか、モーリス」 「僕はスカダーを愛している」 「なんとグロテスクな」がクライヴの対応だった。 「頼むからモーリス、バカなこだわりを捨てろ...

あいつ、乗り遅れやがって

〜 「モーリス」53

あいつ、乗り遅れやがって   出航準備に慌ただしい帆船。 乗船客や積荷の上げ下ろしで、混雑しています。 モーリスが見送りに来る。スカダーの家族に自己紹介する スカダーを探すがいない。 牧師が来てモーリスに、スカダーのよからぬ噂を 「耳に入れておきたい」と話しかける。 ...