Diversity Studies

「ねえ!」

〜 「私の少女」1

「ねえ!」     畦道にかがんでカエルを捕まえていた少女に、 通りかかった車が派手にハネを浴びせた。 車を止めて降りてきたのがヨンナム。 海辺の漁村の交番に赴任した新所長だ。 「ねえ、ちょっと」と声をかけるが 少女はびしょ濡れのまま、田んぼの真ん中を...