監督 ルカ・グァダニーノ

僕がどれだけ幸せかわかる?

〜 「君の名前で僕を呼んで」40

僕がどれだけ幸せかわかる?     オリヴァーは町に郵便物を取りに行きます。 私書箱でもあるのでしょう。 エリオが自転車で追いかけてくる。 追いついたエリオに 「僕がどれだけ幸せかわかる?」とオリヴァー。 「わからない」とエリオ。 「そうだよね。...

君の名前で僕を呼んで

〜 「君の名前で僕を呼んで」37

君の名前で僕を呼んで     本編のタイトルがズバリ、セリフに出ます。 「君の名前で僕を呼んで。僕の名前で君を呼ぶ」 「エリオ」「オリヴァー」と互いの名を声に出します。 いっぺんやってみたら? ちょっと妙な気が最初はしますが、 あなたが私で、私はあなた...

「大丈夫か」「僕は平気だ」

〜 「君の名前で僕を呼んで」35

「大丈夫か」「僕は平気だ」     オリヴァーは念を押します。 「大丈夫か」「僕は平気だ」 男同士の関係に緊張が張り詰めてくる。 素足の足を絡み合わせたり、じゃれていましたが、 いよいよオリヴァーの逞しい腕に抱かれると、 シャラメ君、もうあと先なくなり...

真夜中に会おう

〜 「君の名前で僕を呼んで」33

真夜中に会おう     父とオリヴァーの目録作りを横目に、部屋に戻ったエリオ。 デスクにメモがある。 オリヴァーが「大人になれ。真夜中に会おう」と書いていた。 何時何分、でなく真夜中、というのがミステリアス。 恋の動き出す予感にエリオの胸はざわめく。 〜「...

古代ギリシャの偉大な彫刻家だ

〜 「君の名前で僕を呼んで」32

古代ギリシャの偉大な彫刻家だ     オリヴァーとエリオの父・教授がカラースライドの目録作り。 見事なギリシャ彫刻の作品の数々。 美しい男性、引き締まった厚い胸の筋肉、しなやかな腰。 「古代ギリシャの偉大な彫刻家だ」 画像をうっとりと見ていたオリヴァーの目が...