ゲイ映画のキメ台詞

体をぶつけながら灯りを探す

〜「ラ・ピラート」(1)〜

  体をぶつけながら灯りを探す   夜のパリ。1台のシトロエンが停車している。 車の中に若い女性キャロル(マルーシュカ・デートメルス)と 少女(ロール・マルサック)がいる。 12歳くらいの少女は詩か歌の一節を口にする。 「階段を這い上がり、体をぶつけながら灯りを...

上出来よ、ご苦労さま

〜「燃ゆる女の肖像」(57)〜

  上出来よ、ご苦労さま   伯爵夫人が帰館した。 「上出来よ、ご苦労さま」マリアンヌをねぎらい報酬を渡した。 「エロイーズ、来て」と呼ぶ。 エロイーズはマリアンヌのそばにいようとする。 「すぐ。お土産があるの」 エロイーズはマリアンヌを振り返り、母親に従...

初めてキスしたいと思った時

〜「燃ゆる女の肖像」(56)〜

  初めてキスしたいと思った時   どっちも仏頂面をして時間を無駄にした、 初めてキスしたいと思った時を思い出す、とエロイーズ。 「いつです」 「当てて」 「お祭りの夜」 「あの時もだけど、初めてじゃない。あなたは?」 「経験があるのかと訊かれた時。...