ゲイ映画のキメ台詞

ただの浮気よ

〜全然わるびれない女の場合〜

  「ただの浮気よ」 「ただの浮気」は男のセリフとは限らなくなりました。 イザベル(セシル・ド・フランス)は恋人のジューと暮らしている。 別の女といい仲になる。彼女とセックスするため、親友のグザヴィエ(ロマン・デュラン)に時々「ちょっと部屋をあけてよ」と調子のいいことを頼む。 「いい加減...

あなたとはありえないの

〜ていねいに、でもキッパリとお断りしたいとき〜

  「あなたとはありえないの」 新年のパーティー。男同士、女同士、男女のカップルがいる。 下心ありありの男が、女ふたりに近づき、別室で新年を祝おうという。 女たちにその気はないが、さて、どう断るか。 相手は、あいまいに笑っていたらつきまとうタイプ。 おだやかに、でも二度と寄ってこさせな...

いわゆる女王です

〜相手の推測に任せたいとき〜

  「いわゆる女王です」 「お嬢さんはなにをなさっているの?」ときかれた答えがこれ。 ピンときた人、相当ね。 正解は「SMの女王」。 機内というワン・シチュエーション密室劇 という点は「フライト・ゲーム」や「フライト・プラン」と同じなのですが、監督はペドロ・アルモドバル。 リーアム・ニ...

その口の利き方、改めてもらうわ

〜言葉には言葉を〜

  「その口の利き方、改めてもらうわ」 イザベル(ノオミ・ラパス)は憧れの女性上司に利用され、出世の踏み台にされた。イザベルは上司を殺害する。 イザベルの助手ダニ(カロリーネ・ヘルファルト)は、イザベルが性悪女であるにもかかわらず愛している。ダニが賢い女であることにジコチューのイザベルは気が...

私の映画には君のような才能が必要だ

〜詐欺師は黙ってうなずくだけ〜

「すばらしい。わたしの映画には君のような才能が必要だ」 稀代のペテン師アラン(ジョン・マルコヴィッチ)は、大監督スタンリー・キューブリックを名乗る。いや、正確にいうと名乗りもしないのに、相手がキューブリックだと信じるのです。 アランは相手が信じるにまかせ、ただ酒を飲み、寸借詐欺を働き、疑われもせず、感謝...

あんなクズのことは忘れて

〜命令というやさしさ〜

  「あんなクズのことは忘れて」 ギルダ(シャーリーズ・セロン)の恋人はミア(ペネロペ・クルス)だ。 ミアはルシアスという男とつきあっている。ある日ミアの背中にむごい鞭のあとを発見する。ギルダはルシアスに電話する。 「わたし、あなたと同じ趣味なの。今からあわない?」 ルシアスは即OK。部...

あなた、だれかと寝たらどう?

〜どうしようもなく悟りのにぶいやつに〜

  「あなた、だれかと寝たらどう?」 ジャスティン(マイケル・ビット)は高校生。天才肌の物理オタク。 典型的な「キモイ」存在として、クラスで浮いている。 意見発表会で彼はとうとうと、「人は心に弱い一面を持ち、自ら進んで自由を捨て、支配を受け入れる、云々」同級生たちはシラ〜。 演説して鼻高...

私の頭の中はいまセックスでいっぱい

〜きわめてあっさりナニを伝えたいとき〜

  「わたしの頭の中はいまセックスでいっぱい」 意気投合した女ふたり、アン・ヘッシュとジョアン・チェンがオープンカーを走らせている。もうすぐ家につく。金髪のショートヘアを風になびかせながら、アン・ヘッシュが笑っていうセリフ。 彼女はローン返済という義務と責任のため、アルバイトで娼婦をやっ...

ゲイの時代がくる ストレートは逮捕よ

〜パラダイスで笑っちゃおうってとき〜

  「♪ゲイの時代がくるよ ストレートは逮捕だよ♪」 ミュージカルなのです。過激なセリフもあるのですが、 あっけらかんとしていて毒がない。ゲイのユートピア「レズパラ」にきたヒロインがみたものは、あらゆる差別がなくなり、性が自由に選べる、同性も結婚できる社会。 全編これマンガチックですが、妙...

鍋を火にかけてきたから帰らなきゃ

〜天才グザヴィエの3連発③〜

  「ごめん、鍋を火にかけてきたから帰らなきゃ」 アポロのような美青年ニコラに、フランシスとマリーは同時にのぼせる。 フランシスはゲイ、マリーは彼の親友だ。 「君といたら楽しくて仕方ないンだ」とフランシス。 ニコラの返事「ごめん、ぼくはゲイじゃない」 迫るマリーには「ごめん、鍋を火...