ゲイ映画のキメ台詞

もう練習はいらない!

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」㉑〜

  もう練習はいらない!   ボビーは強気でした。 「私は女子トップ(マーガレットのこと)を打ち負かした。 もう練習はいらない。もっと効率よく体力をつける方法がある」 そう言ってビタミン剤、プロテインなどサプリメントを1日400錠、 ザラザラと流し込んでいます。 しかもビリー...

私が勝てばね

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑳〜

  私が勝てばね   「10万ドルを賭けた試合が今日発表されました。 女子テニス界の覇者で、29歳のビリー・ジーン・キングが 55歳のボビー・リッグスと対戦します。ビリー・ジーンは お金のためじゃない、女子テニスとウーマンリブを守るためと。 ビリーは、女は男にかなわないと証明す...

私には夫が必要なの

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑲〜

  私には夫が必要なの   ボビーと妻プリシラは離婚の危機にあります。 妻はギャンブル依存症の夫に愛想をつかしている。 「ボビー、あなたを愛している。あなたは笑わせて楽しくさせてくれる。 奇抜なアイデアも面白い。あなたがやろうとしているビリー・ジーンとの 対決は素晴らしい。でも...

私はいないほうがいい?

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑱〜

  私はいないほうがいい?   マリリンがビリー・ジーンに問いかける。 「私はいないほうがいい?」 最大のプレッシャーの中に飛び込もうとしている彼女。 自分はいたほうがいいのか。 いて支えるべきだという発想はマリリンにありませんでした。 断崖に独り立つことを自分で選んできた女...

運命よ。逃げられないと悟った

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑰〜

  運命よ。逃げられないと悟った   ビリー・ジーンは黙って席を立ちます。 「どこへ?」返事はない。 グラディスが言った「運命よ。逃げられないと悟った」 ボビーは女子テニスを馬鹿にし続ける… ビリー・ジーンの予言は的中した、いや的中しかけています、 ここで誰かが勝たねば。 ...

ご覧の通り男女のレベルは違う

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑯〜

  ご覧の通り男女のレベルは違う   マーガレットはボロ負けに負けた。 関係者は口を揃えて「ご覧の通り男女のレベルは違う」 「これで男性と同額の賞金を求める声もやむでしょう」 「ビジネスでも政治でもスポーツだろうと、頂点は男性です」 ボビーはさらに挑発した。 「私は男が女より...

見世物になりたくない

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑮〜

  見世物になりたくない   対決を迫るボビーにビリー・ジーンは断ります。 「見世物になりたくない。彼は男が優れていると示したいのよ。 試合じゃない。ショーよ」 ところがビリー・ジーンを破り、女子テニスのトップに就いた マーガレットが受けました。 ボビーは全米オープンで2回、...

彼女の本命はテニスだよ

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑭〜

  彼女の本命はテニスだよ   ラリーが来ました。ただならぬ妻の焦りぶりにラリーは気づく。 決勝でマーガレットに敗れたビリー・ジーンに言う。 「先に帰るよ。君も一人で考えたいことがあるだろ」 ホテルの玄関でマリリンに会った。 「資金の出どころを知っているか? ツアーの賞金やラケ...

あなた、何者なの?

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑬〜

  あなた、何者なの?   グラディスがマリリンをツアー同行の美容師と認めてくれたので、 おおっぴらに車に乗せて機嫌がいい。 「昨夜のようなことはもうない。おふざけは終わり」とビリー・ジーン 「ふざけていない。私は本気だったわ」 「私にはテニスしかない。あなたがいるだけで気が散...

たぶん、愛人よ

〜「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」⑫〜

  たぶん、愛人よ   同じツアーのメンバー、人呼んで「剛腕のマーガレット」 まだ赤ん坊の子供を連れ、夫もツアーに同行している。 「彼女に気づいた? ビリー・ジーンといる女性」 「友だちだろ」と夫。 「たぶん愛人よ。女だけのツアーによくある。 淫らでインモラルで罪深い」 「...