Diversity Studies

レインボーフェスタ和歌山2017

和歌山県下ではじめての性的少数者の祭典はじまる!近畿でも動向がおとなしい和歌山県ですが、今年は違います。県下ではじめての性的少数者の大型イベント「レインボーフェスタ和歌山2017」が9月に開催されることが決定しました。9月23日(土・祝)、24日(日)の2日間、和歌山市にある和歌山城西の丸広場で、多様な人々がみな平等に...

代役はあなたよ

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑳〜

代役はあなたよ エージェントのジニーが電話してきた。アジタの息子がプールで溺死、アジタはショックで入院、復帰は無理、「代役はあなたよ」というではないか。夢にまで見た母親の役だ。我に返ったハバナはしっかり念をおす。「条件は下げないで。立場はこっちが上よ」 (「マップ・トゥ・ザ・スターズ」) ...
水

新しい秘書奴隷、いいわね

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑲ 〜

新しい秘書奴隷、いいわね ハバナの白昼夢に現れたママ、クラリス。いつものように娘をねっとりと見つめ「あの秘書奴隷、いいわね」とアガサを褒める。ハバナは油断しない。案の定「あんたらには共通点がある」アガサとハバナのことです。「まずあのバカ分析医。“ママ、私は強くなった、食事ができたわ”ですって?」「何の用?」ハ...

アン・ハサウェイよ

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑱〜

アン・ハサウェイよ ハバナの奮闘にもかかわらず、「盗んだ水」の主役はアジタに決まった。ショッピングの帰途のアジタと、店の前でハバナはばったり出会う。お世辞を浴びせかけ「あなたにぴったりよ」と持ち上げる。「若き日の母の役はだれが?」と訊くと「アン・ハサウェイよ」ハバナはマジで「大丈夫?」「アンはいいわよ。名優だ...

姉さんが戻ったらしい

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑰〜

姉さんが戻ったらしい ベンジーの部屋に夜、父のスタッフォード博士がきます。「姉さんの話だ。戻ったらしい」「刑務所にいるかと思っていた」「病院にいたんだ。遠くの。でも18歳で自由になった。病院も拘束できない。接近禁止命令を要請しているが。アレは危険だ。アレが戻ってきたら教えてくれ」娘を「アレ」としか呼ばない言い...

ママを家に呼ぶのだ!

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑯〜

ママを家に呼ぶのだ! スタッフォード博士がハバナを施術し、マッサージしながら叫ぶ。「ママを家に呼ぶのだ!」そしてこういえと教えます。「ママ、もう怖くない。私は強くなった。食事ができたわ。ここは私の家よ。苦痛と希望で建てた家よ。もう傷つけられない。私はママの子供よ。私の家はあなたの家」ハバナは自分に言い聞かせる...

女の子を雇ったの

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑮〜

女の子を雇ったの マッサージを受けながらハバナが「女の子を雇ったの」「顔に問題があってね。火傷の跡があるの」スタッフォード博士が尋ねる。「出身地は?」「フロリダですって」博士、沈黙。ハバナは無邪気に続ける。「彼女が玄関に現れたとき、彼女を雇ったら何かがうまくいくと感じたの」「現れたのではなく君が呼んだのだ。火...

教育現場のためのLGBT講座

8月15・16日、学校現場での理解を深めるために…  文部科学省から「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」との通達が出ているように、すべての学校で対応するべき課題だとされています。そこで、LGBTなどの多様な性を生きる人やその周辺にいる人と、女性のためのリソー...

こわいの、母の夢を見るたび…

〜君の名を書く…「マップ・トゥ・ザ・スターズ」⑭〜

こわいの、母の夢を見るたび… ハバナがセラピーにかかっています。スタッフォード博士がハバナの背中をもみあげ、リラックスさせる独特のマッサージを施す。「夢がリアルでこわいの。私、入院するの?」「トラウマ生存者の典型例だよ」「私、多重人格?」「違うし、ちゃんと対処できる」「忌々しい。母の望みは何?」「君がいやな過...

上映会「この世界の片隅で」ご鑑賞御礼

中高生から同時代を生きた世代までが多数ご来場! 7月12日(水)、なら100年会館でウーマンライフ主催の第1回まほろば映画会「この世界の片隅で」が開催されました。多数のご来場ありがとうございました。当日の上映会はおかげさまで無事終了いたしました。 (C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会 引き続き、「こ...