Diversity Studies

LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

「トリ肉をくれよ」

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「ブエノスアイレス」⑤〜

「トリ肉をくれよ。タバコ、もうないぜ」ウィンは「ありがとう」もいわず、食卓にチンとつき、「トリ肉をくれよ」さも当然のようにいう。「タバコは?」と催促。「向こうだ」「もうないぜ」ファイが風邪を引いて寝ているそばで「二日も何も食っていない」とウィン。「病人にメシを作らせるのか!」怒り心頭に欲しながら、ファイは寒気のする体に...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

死ぬほど後悔している

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「ブエノスアイレス」④〜

死ぬほど後悔しているファイの気持ちは屈折しています。ウィンを独り占めしたい、この部屋から出ていかしたくない、パスポートを隠し、かいがいしく身のまわりの世話を焼きます。その一方で、さんざん振り回されてきた怒りがよみがえる。忌々しく、苦々しい。ウィンに出会ったのが運の尽きだった。ファイは叫ぶ「お前と出会ったことを死ぬほど後...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

会いたかった、ウソじゃない。

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「ブエノスアイレス」③〜

会いたかった、ウソじゃない。ウィンが旅費を使い果たしていたので、ファイは帰国の旅費を稼ぐのに、ブエオノスアイレスのタンゴバーに勤め、ドアマンをやります。ある夜、数人の男連れの客の中にウィンを見つける。数日後ウィンが大けがをしてファイのアパートに転がり込んできた。「俺にさわるな、ブン殴るぞ」と睨みつけるファイに「会いたか...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

「イグアスの滝は?」「方向が逆だ」

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「ブエノスアイレス」②〜

「イグアスの滝は?」「方向が逆だ」イグアスの滝にいきたいのに、逆の方向に走っていた。主人公ふたりの未来を暗示するような導入部です。「地図を読めないのか、道が違うぞ」カンカンに怒るファイに「引き返して正しい道を探せばいいさ」とウィン。だだっ広い平原を道路が一本、地平線まで走っている。やるせない南米大陸の風景。完全に行き先...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

ウィンはいつもやり直そうという

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「ブエノスアイレス」①〜

ウィンはいつもやり直そうという冒頭から男同士のベッドシーンです。行き詰った仲をやり直すために香港からブエノスアイレスに来たふたり。ウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。愛撫というより、オスの獣が噛み合うような激しさです。ファイは真面目で誠実、ウィンはわがままで身勝手で遊び好きの男。ウィンにたびたび、ひど...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

お静かに

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「マルホランド・ドライブ」⑮〜

お静かにダイアンは自分の部屋で、青い鍵を見つめています。殺し屋の仕事は済んだのです。愛も夢も消えた。若さと希望にあふれ、空港に降り立ったダイアンは、青白い疲れ果てた女となって、カーテンを閉め切った部屋にいます。ナオミ・ワッツはこの難しい役を演じきったことで認められました。駆け出し時代、オーディションで一緒だったニコール...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

心の底から望んでいるわ

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「マルホランド・ドライブ」⑭〜

心の底から望んでいるわこの映画にはリンチがちりばめた寓意の形象がいたるところに現れます。死神のカーボーイ、レストランの陰に潜んだ醜怪なホームレスは、カミーラ殺害を願うダイアンの慚愧と悔恨の表象です。それらを書いているとリンチの術中から逃れられませんので、追跡するセリフはダイアンとカミーラにフォーカスしました。カミーラが...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

ダイアン・セルフィンです

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「マルホランド・ドライブ」⑬〜

ダイアン・セルフィンですカミーラとアダム(監督)のパーティに招かれたダイアンは、華やかな映画界の来賓の席で、アダムの母親からあれこれ質問される。この母親が誰あろう、冒頭現れたマンションの管理人ココです。ダイアンの夢の世界では、現実とは真逆のサクセスが描かれました。親切な人たちに取り巻かれ、才能に溢れたダイアンはオーディ...

企業のダイバーシティ化への理解に男女で差が!?

“自分ごと化”する女性、“組織的視点”の男性  近年、各企業で進んでいる、ダイバーシティ。しかし、 実際どの程度の人が必要と捉え、 それに関する制度の導入はどの程度進んでいるのでしょうか。株式会社オークローンマーケティング(本社:名古屋市東区、 代表取締役社長:ハリー・A・ヒル)が運営する「ショップジャパン」...
LGBTシネマ365日別冊 1日3分「ゲイ映画のキメ台詞」

カミーラ、帰ってきたのね

〜二度と見たくないゲイ映画の傑作「マルホランド・ドライブ」⑫〜

カミーラ、帰ってきたのね妄想の覚めた世界にベティはいます。本名はダイアン。「カミーラ」はリタの現実の名前です。ダイアンとリタはどちらも女優の卵でした。未来を夢見るふたりは愛し合うようになった。先に主役をつかんだのはカミーラで、一向に芽が出ないダイアンはカミーラの主演映画に端役で使ってもらっていた。カミーラはダイアンとの...