目を覚ましたらあなたがいない

目を覚ましたらあなたがいない

 

「悪夢を見るのです。目を覚ましたらあなたがいない」

「ここにいるよ。どうした」

「親友のディーマの話を覚えていますか」

13歳の誕生日に母親が焼いてくれたパイを届けようと

ディーマの家に行った。怒鳴り声がして、

「僕の手紙が床に散乱していた」

〜「ファイアバード」〜

 

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