俺が偶然、橋にいたとでも？

〜 「バンディッツ」41

俺が偶然、橋にいたとでも？

エマ逮捕。シュヴァルツと差し向かえの聴取。

「俺が偶然、橋の上にいたとでも？」

ここでエマは内部通報があった、エンジェルだと知るが

口に出さない。

「お前を裏切ったクズを助けるか、協力するか。

刑期は俺の胸三寸だ」

揺さぶりをかけてくるシュヴァルツに、

口に含んだコップの水を思い切り吹きかけた。

〜「バンディッツ」〜