「嫌い?」「好きよ、とても」

「嫌い?」「好きよ、とても」

 

 

♪ひとりの部屋、調子外れのギター♪

ルナがポロポロとギターを弾きながら自分の歌を歌っている。

いつの間にかエマがいた。

「センチな曲」とルナが自嘲する。

「そうね」とエマ。

「嫌い?」

「好きよ、とても」

エマが認めた。

ルナはぶっきらぼうに黙ったまま。

でも嬉しかったに決まっている。

心が通い合うこのシーン、どっちもカッコいいです。

〜「バンディッツ」〜

 

bn_charm