でも2人とも女なのよ
考古学的な遺跡や、発掘した遺跡や、何やら
意味ありげな形象の話をしながら
「でもこれは2人とも女なのよ」
ミリアムはピアノなど弾きます。
「私を誘惑しているのかしら」
自分のことは「ミリアムと」呼んでくれたらいい。
その気になった2人はすぐベッドへ。
このシーンは酔っ払ってベッドに、という脚本だったのを
スーザン・サランドンは「相手はカトリーヌ・ドヌーブなのよ」
酔っ払ってなど勿体無い、ここは正気でなければならぬと
腕まくりして臨んだシーン、気合いが入っています。
吸血鬼だとか、ヌードのベッドシーンだとか、
フランス映画の女王の「イメージが壊れないか」と
懸念もあったそうですが、ドヌーブはあっさりOK。
さすがというか、面白い人なのです。
〜「ハンガー」〜