僕がどれだけ幸せかわかる?
オリヴァーは町に郵便物を取りに行きます。
私書箱でもあるのでしょう。
エリオが自転車で追いかけてくる。
追いついたエリオに
「僕がどれだけ幸せかわかる?」とオリヴァー。
「わからない」とエリオ。
「そうだよね。何も後悔してほしくない。
君を苦しませたと思いたくない。誰も悪くないんだ」
エリオは「僕は誰にもいうつもりはないし、迷惑かけないよ」
「そんなことじゃない」
後になって男同士の行為で後ろめたさがあってほしくないと
オリヴァーは言っています。
エリオは単純に誰にも言わない、秘密にする、だから
迷惑はかけないと言います。
そんなことじゃない、というオリヴァーの意味は
例え大っぴらになったとしても、間違ったことでもない、
誰かに詫びることでも恥ずかしいことでもない、という
愛の多様性と自由を言っています。
〜「君の名前で僕を呼んで」〜