サプライズがあるんだ
「酔っ払いのところへ行っていたのか」
問い詰めるアレックスに
「海辺に置き去りにしたことに罪悪感を感じたからね」
「それで朝の4時まで介抱を?」
「OK、やめよう。サプライズがあるんだ」
ダヴィドが取り出したのはヘルメットです。
「これをかぶって思いきりぶっ飛ばそう」
「バイクを持っていない」
「一緒に乗るんだ。いろんなところへ行こう。
最後の自由な夜を祝おう。明日から君は僕の奴隷だ」
アレックスはダヴィドに押し切られる。
「足はいつもフットレストに。僕につかまれ」
二人乗りのバイクの疾走はゲイ映画の定番です。
本作でもやはり美しい。
〜「Summer of 85」〜