でも寂しかった、明日は一緒に
お嬢さまを外出させてマリアンヌは懸案の肖像画を進めた。
1着しかない緑色のドレスで描く。
部分的に書き溜めたスケッチから描き起こす。
お嬢さまが外出から帰ってきた。機嫌良さそうだ。
「一人は確かに自由でした。でも寂しかった。明日は一緒に」
マリアンヌはお嬢さまが初めて感情を漏らした言葉を聞く。
お嬢さまは自分を抑えるのが習慣になっていますが、
マリアンヌには好意を持っている、
マリアンヌにもそれがわかるシーンです。
〜「燃ゆる女の肖像」〜