株式会社日経BPは、『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(日経xwoman〈クロスウーマン〉編)を2021年6月10日(木)に発行しました。本書は、日本経済新聞社と日経BPの共同プロジェクト「日経ウーマンエンパワーメントプロジェクト」の一環として、日本社会の多様性を阻むステレオタイプの撲滅を目指し展開中の「NIKKEI UNSTEREOTYPE ACTION」のひとつとして生まれたものです。

 

 

駄言をなくすための『#駄言辞典』

古いステレオタイプにより発せられる「人の心を傷つける言葉」を「駄言」と名付け、実際に発せられた駄言を募集。募集が始まった途端に想像を超える数が寄せられました。駄言は多種多様。職場・家庭・仲間うちなど日常のあらゆるシーンに存在します。

「駄言」を生み出すのは、育ってきた環境や教育などによって植えつけられたステレオタイプです。どんな発言が「駄言」なのか、発言の何が問題なのか、世の中の常識や価値観が時代とともにどう変化しているのか。

それらを知ることで無意識の思い込みをなくし、一人ひとりの自分らしさを尊重する社会に近づけていきたい。『#駄言辞典』は、この本こそが必要なくなり、絶版となる世の中にしたいという思いを込めて作られました。

 

 

『#駄言辞典』はこんな内容

『早く絶版になってほしい #駄言辞典』は3章構成。第1章~第3章は、それぞれ次のような内容です。

第1章 実際にあった「駄言」リスト
集まった数多の駄言の中から、特に多かったものを中心に掲載。聞いた・言われた人によるコメントと、その発言が生まれてしまった背景についてイラストを交えて解説します。
〈「駄言」の一例〉
「就活は女性らしくスカートで」
「女を捨ててる」
「女の子いたら先方も喜ぶから」
「家事、手伝うよ。」
「そんなに働いて子どもがかわいそう」
「女性は子どもを産んで一人前」
「え?男なのに育休取るの?」

第2章 なぜ「駄言」が生まれるか
さまざまな分野・世代のキーパーソンに「駄言」はなぜ生まれるのかを聞きました。
・スプツニ子!(アーティスト/東京藝術大学デザイン科准教授)
・出口治明(立命館アジア太平洋大学学長)
・及川美紀(ポーラ社長)
・杉山文野(NPO法人東京レインボープライド共同代表理事)
・野田聖子(自由民主党幹事長代行)
・青野慶久(サイボウズ社長)

第3章 「駄言」にどう立ち向かえばいいのか
これまでの内容を俯瞰して、これから「駄言」にどう立ち向かえばよいのかを考察します。

 

 

『早く絶版になってほしい #駄言辞典』

【編集】
日経xwoman
【定価】
1500円(税込)
【判型】
四六判
【ページ数】
312ページ
【発行/発売】
日経BP/日経BPマーケティング
【販売サイト】
◇日経の本 : https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/21/282890/
◇Amazon : https://www.amazon.co.jp/dp/4296109472
【公式webサイト】
◇『#駄言辞典』 : https://adweb.nikkei.co.jp/dagen/
◇日経xwoman : https://woman.nikkei.com/
◇日経BP : https://www.nikkeibp.co.jp/
◇日経BPマーケティング : https://www.nikkeibpm.co.jp/