ははは、最低の格好だ

 

ははは、最低の格好だ

 

魚市場に来たヴェルレーヌは店頭の魚を見ている。

「新鮮かね?」と店主に尋ね、魚を買って帰る。

窓から見ていたランボーは

「ははは」大笑いをし、「最低の格好だ」

またも嘲笑を浴びせる。

今度こそ堪忍袋の緒が切れた。

ヴェルレーヌは酒ビンと魚を投げつけ、走り去る。

後も見ず船に向かいます。あわてたのはランボーです。

 

 

〜「太陽と月に背いて」〜

 

 

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