そうよ、飲みに行こう
マーロの助言でタリーは気が晴れたのか
「そうよ、飲みに行こう」
「ニューヨークのマンハッタン?」
「ブルックリンにしよう」
またしてもタリーはマーロの心のうちを読むのです。
「ブルックリンは昔、住んでいた町よ。9年間、住んでいた」
マーロにとって忘れがたい町。
タリーはマーロを徐々に、
結婚前のマーロに連れて行こうとしています。
結婚前と結婚後でマーロは別人になっている。それも最悪の意味で。
タリーは何かに気付かせようとしています。
〜「タリーと私の秘密の時間」〜