私を取り合うなんて最高よ

 

私を取り合うなんて最高よ

 

女王はサラとアビゲイルが張り合い、自分を取り合っていると思う。

でもサラが指摘するのはアビゲイルが嘘つきで盗人だ、つまり

背反者だと指摘しているのですが、女王はサラの嫉妬だと受け取る。

自分の代理さえできる能力に長けたサラの言うことを

女王はもっと実務レベルで受け止めるべきだった。

アビゲイルもまた最高の実務派です。

女王を取り込むことが宮廷を支配することですからなんでもやります。

「道徳に反することだってやる」策謀と実行力を秘めています。

ドロドロになって這い上がってきたアビゲイルからすれば、

女王はもちろん、エリートコースを歩んできたサラは、

アタマはいいが世間知らずの「ねんね」に見えていた。

 

 

(〜「女王陛下のお気に入り 」〜 )

 

 

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