チャンズラの話に興味を持ったの

 

チャンズラの話に興味を持ったの

 

「小説のために面白い殺し方を考えないと」

キャサリンは治療を受けたいと言ってやってきながら

早くもマイケル医師の翻弄にかかる。

「審問のあと、アダム・タワーズの取材を受けたわ」

マイケルの失敗例をしつこく追いかける記者の名を出す。

「あなたは危険だと知りながら彼を守った。

今でも自分の判断は正しかったと?」

正しくなかったことが実証されているのですから

嫌がらせ以外の何物でもない。

マイケル先生はそんなキャサリンが魅力的なのだから

こっちのほうがビョーキでは。

 

(〜「氷の微笑2 」〜 )

 

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