チャンズラの話に興味を持ったの
「小説のために面白い殺し方を考えないと」
キャサリンは治療を受けたいと言ってやってきながら
早くもマイケル医師の翻弄にかかる。
「審問のあと、アダム・タワーズの取材を受けたわ」
マイケルの失敗例をしつこく追いかける記者の名を出す。
「あなたは危険だと知りながら彼を守った。
今でも自分の判断は正しかったと?」
正しくなかったことが実証されているのですから
嫌がらせ以外の何物でもない。
マイケル先生はそんなキャサリンが魅力的なのだから
こっちのほうがビョーキでは。