9月14日(土)・15日(日)の2日間、和歌山市の中心地にある西の丸広場で「レインボーフェスタ和歌山2019」が開催されました。

 

レインボーフェスタ和歌山は今年で3回目。隣県の奈良県や兵庫県姫路市、愛知県名古屋市など他県からも性的マイノリティの自助グループがブース出展し、また、幾つかの企業もイベントに協力してブースを構えるなど、回を重ねるごとに少しずつですが規模を拡大しています。

 

昨年に引き続きグルメイベント「和歌山城屋台村」と同時開催で、会場にはから揚げや牛串、ガーリックシュリンプなどのおいしいものの屋台が勢揃い。20歳以上の人はお酒が飲めるブースもあります。また運営本部では、レインボーフェスタ和歌山でだけお目見えする七色のレインボーバウムを販売しています。

早秋に集う虹色の意気 レインボーフェスタ和歌山2019盛況のうちに閉幕

おいしいものを好きに選んで飲み食いしながら、テーブルがある来客用テントで強い日差しを避けてステージイベントを見ることができます。1日目の9月14日は地元の性的マイノリティ自助グループ・特定非営利活動法人チーム紀伊水道のメンバーが「セクシュアルマイノリティ×和歌山」というテーマで、また名古屋から来和したLGBTの家族と友人をつなぐ会のメンバーが「カミングアウト」をテーマにトークライブを行いました。

 

そのほか、手話による歌を披露するRainbow Sign Orhcestraの表情豊かな歌唱、和歌山市内の精神障害者支援センター櫻の通所者・職員らによる西アフリカの楽器・ジャンベの演奏といった音楽パフォーマンスに加え、紀州よさこい踊りという地元ならではのパフォーマンスも見られました。よさこいでは観客も巻き込んでの「総踊り」で大いに盛り上がります。

早秋に集う虹色の意気 レインボーフェスタ和歌山2019盛況のうちに閉幕

2日目の9月15日は趣が少し変わって、H-Bug?やDXハンター、虹組ファイツ、NSM+と言った性的マイノリティのコミュニティではおなじみのパフォーマーたちのライブ・パフォーマンスがステージで行われ、常に音楽が流れるノリのいい1日。また、和歌山のイベントでははじめてドラァグクイーンを招いての「ドラァグクイーンショーケース」なるステージも見られました。

 

両日とも閉会時にはバルーンリリースを行い、観客もスタッフもそれぞれの想いを風船に託して空に飛ばし、楽しい思い出と未来に思いを馳せます。今年のレインボーフェスタ和歌山2019はつつがなく盛況のうちに閉幕を迎えました。

早秋に集う虹色の意気 レインボーフェスタ和歌山2019盛況のうちに閉幕

レインボーフェスタ和歌山2019

【開催日】

2019年9月14日(土)15日(日)10:00~16:00(両日)

【場所】

和歌山城西の丸広場(和歌山県和歌山市一番丁)

【主催】

レインボーフェスタ和歌山実行委員会

【提供】

LGBTと愉快な仲間たち/Gi-FACTORY

【協力】

特定非営利活動法人チーム紀伊水道

 

【後援】

和歌山県/和歌山市/和歌山市教育委員会/橋本市/紀の川市/岩出市/海南市/御坊市/田辺市/田辺市教育委員会

【協賛】

ジブラルタ生命保険株式会社/株式会社TENGA/わかうら食堂/株式会社チェリオコーポレーション

 

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