あまりことが大きすぎる

 

あまりことが大きすぎる

 

この映画ではとてもナイーブな問題が日常次元の会話で進行します。

父親は娘から息子になりたいがっていると言われても、

頭の切り替えがなかなかできません。

元妻は承諾書にサインしろというが、(それってどうなの?)という感じ。

父親役のテイト・ドノヴァンは法廷サスペンスの傑作、テレビの

「ダメージ」シリーズで、グレン・クローズを支える

誠実な弁護士を演じました。

本作の父親も、娘を、息子として理解しようと努力しながら、

「あまりことが大きすぎる」戸惑いを隠せない父親を好演します。

事態に直面した親の本音だと思えます。

 

 

(「アバウト・レイ16歳の決断」 )

 

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