僕って存在が最低だ

 

僕って存在が最低だ

 

父親が不在とあって、「両親の了解」はなかなか得られない。

自分はどうなる。レイの悩みは深くなる。

女の体のままだったら…自分自身に迷い、自信が持てない。

「僕って存在が最低だ」

苦しげにつぶやくレイにマギーは胸がしめつけられる。

 

 

(「アバウト・レイ16歳の決断」 )

 

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