「何してるの」「おしゃべりよ」
ドヌーブとアルダンが大乱闘。蹴飛ばしあって床に転ぶ。
なぜかここでしっかり二人はキスするのです。
それもじわじわと時間をかけてね。
ドヌーブといい、アルダンといい、エマニュエル・ベアールといい
臆せず女性への愛を表現しています。
オゾン監督はありふれた同性愛の捉え方ではなく、
社会に反逆する女たちを、
ユーモアすら込めて描きたかったに違いない。
母親たちが抱き合っている取り込み中、娘たちが帰ってきます。
「なにしているの?」ドヌーブが顔だけ向けてジロ。
「べつに。おしゃべりよ」床に寝転んでするか(笑)