愛した男は一人もいないわ

 

愛した男は一人もいないわ

 

このセリフが字幕に出るときスクリーンに映っている女優は

バーバラ・スタンウィック。

ビリー・ワイルダーの傑作にしてビッチもの代表作「深夜の告白」です。

出演した作品数は少ないがその1本が映画史に残る代表作となった、

そんな映画があります。

シルビア・クリステルの「エマニエル夫人」とかね。

本作もそう。主演のレベッカ・ローミンはこの時29歳。

「X-メン」の全身青い「ミスティーク」で覚えている人も

おられるでしょうが、決定作となると断然こっちです。

テレビ画面からす〜とカメラが引いてレベッカが現れます。

この登場の仕方がニクイ。

 

(「ファム・ファタール」 )

 

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