故郷の家にいくわ、そして言うの

故郷の家にいくわ、そして言うの

 

勇気を得たのは村の女性たちだけではありません。

ヴィーダたちも、彼女らによって目覚めたのです。

「私は家に行くわ。そしてこう言うの。

私はミス・ヴィーダ・ボエームよ。それを認めさせるの」

遠くからいじけて我が家を眺めていたヴィーダはもういない。

眉をひそめられても、顔をしかめられても、

「ミス・ヴィーダ・ボエーム」と胸を張って名乗ろう。

本作は1996年日本公開。

そこまで来ていたダイバーシティ先取りのセンスは光っています。

 

 

(「 3人のエンジェル」 )

 

bn_charm