私の唯一の友人なの

私の唯一の友人なの

 

サムはヘディを追い出せと言います。

「君はヘディに甘い。僕らが引っ越すのは惜しい。追い出せよ」

でもアニーは「私の唯一の友人なのよ」

そんなことを話しながらアパートの前まで来た。

人だかりがしている。アニーは驚愕します。

路上にバディが、可愛がっていた犬が墜落死しているのです。

部屋ではヘディが、窓が開いていたとかなんとか取り乱している。

窓の修繕をしていたのはサムです。

サムのせいでバディは窓から落ちたと言わんばかり。

でもアリーになついて、自分が呼んでも来なかったバディを

睨みつけ、「…そうなの」とつぶやいたのはヘディでした。

「唯一の友人」は予測不可能な友人となりました。

 

(「ルームメイト 」 )

 

bn_charm