ルームメイト求む
1992年の映画ですが、今見ても古くありません。
主演のブリジット・フォンダとジェニファー・ジェーソン・リーが
よかったこともあります。特に悪役に回ったジェニファーが出色でした。
彼女の役柄は確かにフツーではありませんが、
監督がバーベット・シュローダーです。
彼のプロデュースに「セリーヌとジュリーは舟でゆく」があります。
ゲイの女の子二人が夢と現実を行き来する、一度見ただけではよくわからない映画でしたけど、
そういう感性の人ですから、もろハリウッドどっぷりの作り込みになっていません。
それにジェニファーを異常者だ、クイアだ、変態だと突き放さず、哀切なものを感じさせています。
ボーイフレンドを、浮気発覚で追い出したアリー(ブリジット・フォンダ)がルームメイト募集の広告を出します。