あたしって男に目がないの
ヒッチハイクしているブラピを同乗させてやろうとテルマ。
ルイーズは耳を貸さず発進。
「いい若者なのに」恨めしそうにテルマは言い、
「お尻がキュッと締まって。夫と大違い」「今はそれどころじゃないでしょ」
逃亡を決めたルイーズは
「テキサスを通過せずメキシコに行く道路を探して」とテルマに。
地理からいうと無理な注文です。理由を訊くと
「あたしはテキサスが嫌いなの! レイプ犯の頭をブチ抜いても
テキサスじゃ被害者が悪人になる、そういうところなのよ!」
察しのついたテルマは沈黙。
「男に目がない」テルマは、ルイーズから見れば歩く爆弾みたいなものです。