罪を犯したことは承知のはず

罪を犯したことは承知のはず

 

シーバの情事がバレました。クリスマス、職員たちのパーティで、

なかなか席に来ないシーバを迎えに、バーバラが美術教室までくると、

なんと、シーバが大胆にも机の上で…相手はバーバラも顔見知りの少年。

でも15歳じゃまずい。刑務所行きです。

「とぼけないで。罪を犯したことは承知のはず」

バーバラは電話口で決めつける。言い訳の余地なし。

絶望のシーバを無言で表わすブランシェット。

「キャロル」ではきわめつけでしたけど、このときからケイトの「無言」

冴えていますね。

 

(「あるスキャンダルの覚え書き」)

 

 

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